第5回 2018学生・若手実務者のための構造デザインコンペティション

応募要項

テーマ

「学習・革新・構造」

テーマの趣旨

近年、あらゆる分野におけるコンピューテ-ショナルデザインの普及が著しい。特にAIを利用した技術・技法・制作は人間の技巧を多くの分野で凌駕しつつある。

人類は歴史の果てしない時間をかけて、一人ひとりが事象・事物を見つめ、様々なことがらを学び、知識を蓄積し、表現として表記し、自分が知り学んだことを他者に伝達し共有してきた。AIは人類のこうした成果を習得し、AI同士で瞬時に共有できる。

しかし現時点でAIは多く学び蓄積していても、抽象の世界の中で、全く新しいものを生み出して表現する能力は持たない。ブレークスル―の経験も持っていない。我々人間は意識・無意識を問わず学び知識を習得する世界を越えて、創造の意志と想像力によって、学んだ成果を突き抜けて新たなものを誕生させ環境や自分を革新していくことができる。

今回のコンペティションでは、このような学んだことを突き抜ける発想で、革新的な構造を提案してほしい。

応募作品の内容・フォーマット

1次審査

○応募作品の内容は以下を視覚的にわかりやすく表現する。
  • ・選んだ場所の具体的な説明(場所、気候、地形、風景、人々の営み・・・など)
  • ・創案した空間およびテーマとの関係
  • ・何を問題としてデザインをしたのか?(どんな課題を設けたのか?)
  • ・提示する空間・場が、選んだ場所の社会、文化、歴史、そして構造とどう関係するのか?
  • ・空間を実現する構造のデザイン
  • ・デザインされた構造システムの工学的原理
○提出形式
  • A2版1枚でのプリントアウトが可能なPDFファイル(10MB以下)
  • ※エントリー完了時に送信される メール記載のID番号を必ず作品右下に35ポイント以上で表記すること。 (→記入例)
○表現媒体
  • (1)2次元静止画像あるいはテキストによる表現とすること。
  • (2)フォントについては、PDFにフォントの埋め込みを行うか、アウトライン化し、画像等もあわせて正しく 出力されるか確認してからメール添付にて、データを送信すること。
  • (3)データのファイル名については、「kzID番号.pdf」とすること。
    例:ID番号が00010001の場合は、kz00010001.pdf
  • (4)学校名・勤務先名称などID番号以外の個人を特定できる情報は作品中に記載しないこと。
  • ※データ入稿後、1週間以上事務局から連絡がない場合、データ不着の恐れがあるため、事務局に連絡をしてください。

2次審査

応募作品の工学的原理を表現する部分あるいは全体の構造模型を必須とする。

応募方法

1次審査作品

[Step.1]本サイトにて エントリー [Step.2]エントリー完了後、事務局よりID番号が記載されたメールを配信。 [Step.3]1次審査作品に返信メール記載のID番号を記入し、 info@ko-zo.jp宛にデータ入稿。
  • ※作品は必ず所定のフォーマットに従い制作してください。
  • ※1次審査作品提出締切 平成30年6月25日(月) 17:00厳守
  • ※作品のフォーマットについては コチラ
[Step.4]事務局より「1次審査作品データ入稿完了」の旨のメールが届きます。

2次審査作品(1次審査通過者のみ提出)

  • ・2次審査では応募作品の工学的原理を表現する部分あるいは全体の構造模型を必須とする。
  • ・提出締切・提出方法については、1次審査通過者に事務局よりメールにて詳細をご案内します。
  • ※審査方法については コチラ

応募資格

応募者は、個人参加・グループ参加は問わない(重複参加不可)。
グループ参加の場合、1名の連絡係を選定することとする。学生・若手実務者の参加を期待する。

1次審査作品提出締切

平成30年6月25日(月) 17:00厳守

2次審査(公開審査)・講評

平成30年9月8日(土) 13:00~

表彰・懇親会

平成30年9月8日(土) 18:00~

応募作品の権利について

応募内容・作品に関する知的財産権は必要に応じて、応募者自身で権利保護等の手続きをすること。
応募作品ならびにその内容の公表・展示に関する権利は事務局が優先保持するものとする。また、卒業制作等、自学内における同権利については、事務局はその可否を問わない。

エントリー

エントリー受付は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。